k-forest キーワードのクラスタリングについて(4)
■クラスタリングとデザインの間■
今回は、キーワード群に意味を付加するクラスタリング作業から、その結果を最終的に可視化するデザイン作業との橋渡しの部分についてご紹介します。
先に紹介したクラスタリング作業の翌日、SHD(Studio HAN Design)にて、クラスタリング班からデザイン作業に当たる本田さん・ジャコモさん達への引き継ぎの打ち合わせを行いました。
以前の記事にあるように、クラスタリング作業が終わった状態では、15枚程の紙=「木」にそれぞれの「幹」となる頻出キーワードと、その体系に属すると考えられる「葉」キーワードが並んだ状態になっています。
そして、「葉」キーワードの中でも複数回の出現が認められたキーワードはその回数が記され、例えば「中くらいのキーワード」として表現する可能性を想定していました。
さて、この状態からSHDにてまず行ったことは、その15枚=「木」を並べてみて、今度はその相互の意味の関係性を見ていくことでした。そして、赤門側から正門側に掛けて、ゆるやかに意味合いが繋がりながらグラデーション的に変化していくように並べ替えました。(大まかに言って、有機的な木~科学的な木~社会・グローバルと地域性、といった感じで変化しています。)
さらに、その状態を眺めてみて、個々の「葉キーワード」からそれぞれ左右の「木」のどちらかに繋がりが感じられるものを「連結キーワード」として左右矢印を付けてピックアップしていきました。最終的なデザインにおいて、これらのキーワードが木と木が触れ合う境界域に配置されることを想定したのです。
こうして「木」毎のまとまりと、「木」同士の位置関係、そしてその中での位置関係が決まりデザイン作業の下準備(クラスタリング作業)が完成しました。
「おまけ」的に打ち合わせ・作業の中から出たアイデアとして、「流動性」の高そうなイメージのあるもの(「contents,game, animation」や「TV,Popular Culture,Movie」等)を水辺にしたり、「媒質」的なイメージのあるもの(「Interactive,Interaction」)を空・雲にする等、「木」だけでなくそのグループの意味合いに応じてイラストの形態も工夫する、といった方向性が固まりました。
こうして、まだ「不可視」の状態の「森」が出来たところで、次はそれを視覚的に魅力的な「可視の森」へと仕上げていくデザイン作業(次回~)に続いていきます。
k-forest クラスタリング班・TSKmm
| 2007-07-17 (火) | Staff log | TrackBack: 0 |
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